常に「その先」の医療を見つめて
新病院を開院
さらなるBCP強化とエネルギーコスト
削減を図る
名古屋市東部の長久手市にある愛知医科大学病院さま(以下、愛知医大病院さま)は、愛知県の医療の中核を担う病院として1974年に創立され、2014年5月に新病院として新たにスタート。最先端の高度な医療設備・体制を一段と整備するとともに、高度救命救急センターとして地域救急医療の充実にもいっそう力を入れています。
また、2006年に愛知県から「基幹災害医療センター」の指定を受けており、災害時にも患者さまの生命を守り、医療機能を確実に果たすことが新病院にも求められています。そのため、施設・設備としては、高い防災対策と非常時にも医療機器を止めないシステムの構築が重要なポイントとなりました。
地域医療をより多面的に支えるために新築移転
医療の充実とコスト抑制の実現を目指す
下呂市立金山病院さま(以下、金山病院さま)は、1944年に設立された前身の施設から数えて約70年に渡り、地域医療を支え続けてきた下呂市を代表する総合病院です。旧病院の老朽化に伴い、より一層の医療体制の拡充を目指して新築移転し、 2012年8月に新たに開院されました。
金山病院さまを管轄する下呂市では、コストを抑えた病院運営を目指しており、一定レベル以上の医療サービスを提供しながら、ランニングコストを抑えた運営体制が望まれます。
院長の古田智彦さまは、「地域に根ざした公立病院といえども、単独での収支状況を問われる時代です。新しく快適な施設になりましたが、建設費も限られていますから華美な装飾や無駄な設備はありません。11ある診療科や専門外来で地域のみなさんの健康を支えていきながら、コストを抑制した運営を心掛けていきたいと思います」と語ります。
ホテルライクな快適性を備えてフルリニューアル
多くのママたちから支持を集める産婦人科病院
愛知県豊田市にある鈴木病院さまは、産婦人科・小児科の病院としてこの地で40年前から開業されており、豊田市を中心とした周辺地域のご家庭のみなさまから高い信頼を得ています。老朽化した旧病院は機能的な不具合が生じてきたことに加え、耐震設計の面で現在の基準に見合わなくなってきたことから、新築建て替えをされました。
鈴木院長さまのこだわりをかたちにした新病院は、洗練されたホテル風のデザイン。落ち着いた雰囲気の内観は、訪れたすべての人たちを優しく包み込みます。鈴木院長さまは、「これまで増改築などリニューアルを繰り返してきましたが、今回の全面建て替えで4回目です。今までの経験を生かし、すべてにおいて質の良い病院にしたいと思いました。どなたにも安心して心から寛いでいただける環境を作りたいと考えたのです」とその想いを語ります。入院者を「ゲスト」、病室を「ゲストルーム」と捉え、退院までの期間を心身ともに安らかに過ごしていただくため、ホテル並みにしつらえた個室を4フロアに備えています。
外科、内科、透析センター、人間ドッグ、介護サービスを備え、地域に根ざした質の高い医療を提供する医療施設
安全を最優先し、安心して医療を受けられる体制で患者さま中心の医療を実践しています
藤森病院さまでは、1974年に建てられた施設の老朽化が進んでおり、病院の全面的な建て替え工事を計画していました。「病院の建て替えは、地域から求められている先端医療に対応し、患者さまに良好な医療環境を提供するためです。
また、環境負荷低減への取り組みが求められる時代でもあり、ムダなく効率よくエネルギーを活用し、エネルギーコストを削減できるシステムや設備の導入を検討していました」と事務長の西村さまは語ります。
藤森病院さまが位置するエリアは住宅密集地であると同時に、城下町として歴史を感じさせる風情ある景観が残されています。 地域に根ざした病院として、近隣の住民に配慮した施設にすることも必要でした。
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