老朽化した設備の改修を機に、空調・給湯・厨房を一新。
調理環境の改善、保育環境の充実に加え、ランニングコストも約13%削減!
西保育園さまでは、保育環境のさらなる充実を目指し、老朽化した各種設備の更新を踏まえた大規模な改修を検討していました。中でも調理室の改善は大きな課題であり、衛生面における給食の安全性向上や調理スタッフの作業環境改善を図る必要がありました。
「より安全で快適な保育環境を整えることはとても重要です。当園では食事にも力を入れ、手作り100%の自園調理給食をずっと続けています。「保育」と「食育」の両方を大切に考え、地域に愛され必要とされる保育園でありたいと考えています」と語るのは、自らも調理スタッフ経験のある丸山園長さま。
西保育園さまでは、長期的な運営を視野に入れ、より安全・安心で快適な環境が実現できる改修計画を模索していました。
人・街・未来をみつめた環境と安心の最新設計
最先端の技術・設備を採用した次世代型エコキャンパス
1876年(明治9年)に創設され、130年以上の歴史を誇る愛知学院大学さまは、中部圏においてもっとも伝統ある大学のひとつとして知られています。従来からある日進キャンパス(愛知県日進市)、楠元・末盛キャンパス(名古屋市千種区)に加え、2014年4月に新たに開校したのがこの名城公園キャンパスです。名古屋の都心部という立地性を活かし、商学部・経営学部・経済学部のビジネス系3学部が集結し、企業・行政・地域とのさまざまな連携を図りながら、学生が実践的に社会と向き合える学びを展開しています。
同キャンパスは隣接する緑豊かな名城公園の環境性も意識し、先進の省CO2技術を結集した次世代型エコキャンパスとして、「低炭素化推進プロジェクト」を展開しています。
電気に一元化した給食センターとして、全国最大規模の1日8,000食を提供
PFI方式により効率的な運営を実現し、災害など非常時への対応にも注力
田原市給食センターさまがある田原市は、市町村合併(旧田原町、旧赤羽根町、旧渥美町)により、渥美半島のほぼ全域が市域となっています。合併後の給食については、自校調理方式と給食センター方式が混在しており、ドライシステムの導入や旧給食センターをはじめ施設の老朽化対策や設備の更新が課題となっていました。
そこで、市内の園児・児童・生徒に安全でおいしい給食を提供するために、給食センターの新設が計画されました。
現在、新給食センターに勤務されている市の教育部所属の内藤さまは、旧給食センター運営にも関わっていたとのこと。「施設はかなり古くなっており、夏は暑く、冬は寒く、環境は良くなかったですね。設備や機器にトラブルが起きても、軽微なメンテナンスなどは私たち事務スタッフが工具を手に対応することもありました」と語ります。
交流と笑顔が生まれる快適な環境
エネルギーを一元化した小中一貫教育校
飛島村は、市町村合併が進む中、自立の道を選択し、「小さくてもキラリと光る村」をめざしています。飛島学園の開校にあたっては、村長をはじめ、教育委員会、学校関係者、地域住民の方も交えたワークショップにより話し合いを重ねてきました。さまざまな意見が出る中で、村長の久野さまは、揺るぎない信念を持っていました。「私は、『学校は、地域を形成する核』でなければならない。生徒だけでなく、地域の人もふれあえる開かれた学校にしたいと発言してきました。また、生徒はもちろんそこにいる人たちすべてに快適な環境を整えたいと考えていました」。
子どもたちのために、安全でおいしい給食を
食育に貢献する、自然豊かな村の給食施設
2007年11月に給食センターを全面改装した中川村学校給食センターさま。学校給食などの大量調理の施設では、 O-157やノロウイルスなどによる集団食中毒を防ぐため、衛生管理の徹底が求められている中、 給食センターを 運営する中川村でも「食中毒の原因である細菌が発生しにくい調理場にしたい。 より衛生的なドライフロアにし たい」という要望を持っており、中部電力ミライズはその基本計画からお手伝いいたしました。 雄大なアルプスの風景が広がる中川村は「日本で最も美しい村」連合にも加盟する、豊かな自然に恵まれた地域。 子どもたちが心豊かに暮らせる村づくりにも取り組んでいます。 それまでの給食センターは昭和51年に完工した施設で、同じ敷地内にある中学校と近隣の小学校2校で合計 約550食を調理していましたが老朽化が進行。育ち盛りの子どもたちのために、より安全でよりおいしい給食を つくりたいという、強い想いを関係者のみなさまは抱いていました。
園児たちの笑顔のために、 エネルギーの一元化で理想の保育園へ
2008年4月に、静岡県島田市に開設された社会福祉法人五和会 大津保育園さま。「あの子もこの子もみんなの子」をモットーとして、地域の人々とのふれあいを大切にしています。同保育園では、発達に応じた遊び方ができる安田式遊具を導入したり、園の畑で育てた野菜を子どもたちが調理して味わう食育活動を行ったりするなど、独自の取り組みが好評です。
開園にあたっては、衛生的な厨房環境を整えて、子どもたちに安心でおいしい食事を提供したい。厨房で働く調理員の負担を軽減する快適な作業環境を実現したいと考えていました。
「理想の保育園を実現するためには、オール電化がよいと考えていましたが、いろいろと不安もあり、当初はガスと電気との併用で設計を進めていました。ところが、ガス配管の施工などに予想以上に費用が掛かることが分かったのです。それで再検討することになり、中部電力ミライズに相談しました」と山口さま。
愛知県下で初めてエネルギーを一元化し、食育と環境教育も積極的に推進する給食センター
愛知県西南部に位置する蟹江町は、町内を蟹江川、佐屋川、日光川などが流れる、自然豊かな「水郷の里」として知られています。 子どもたちの健やかな成長を願う蟹江町では、2009年8月にこれまでの給食センターを移転し、小学校5校、中学校2校、保育園6園へ1日合計4,300食を提供する、蟹江町給食センター KANIE E-WAVEを新設しました。
「以前の給食センターは、昭和45年に開設されてから39年が経過し、施設や設備が老朽化していました。 また、平成8年に発生した腸管出血性大腸菌(O157)による食中毒事件を契機として、衛生管理のあり方が見直されました。そのため、既存の施設・設備ではその役割を十分に果たすことが厳しくなり、新しい給食センターの建設が必要になったのです」と蟹江町長の横江さまは語ります。
蟹江町給食センター KANIE E-WAVEを開設するにあたって、蟹江町が重視したのは、常に安心・安全な給食を提供できる衛生的な施設づくりです。その実現に向けて、中部電力ミライズがお手伝いをすることになりました。