「電力・店内環境の見える化」を行い、空調管理コントローラーによる運用をスタート。 店内環境や空調稼働状況を分析し、運転方法を最適化。人手をかけず、店舗の快適性維持と省エネ・省コストの両立を実現
東海地方中心に、ホームセンターを30店舗以上展開する株式会社ホームセンターバローさま。ホームセンターを
含むバローグループさまでは「サステナビリティ・マネジメント」の一環として、持続可能な社会の実現に向け、省エネルギー運用、高効率機器への更新など、環境負荷低減に積極的に取り組まれています。また、近年ホームセンター業界は競合店舗との競争が激しさを増しており、より効率的な店舗運営が求められています。
「人材の売り手市場の中、有能な人材を維持・確保していくために、人件費の削減はできません。そこで、目をつけたのが、空調や照明にかかる電気代の削減でした」と語るのは、同社営業部長の古田さま。
これまで取り組んできた省エネ対策は、照明のLED化や無駄な空調、照明のこまめな節電が主だったそうです。「店舗ごとに取り組んでいますが、空調の運転管理や照明の点消灯はすべてスタッフのマンパワーや意識に頼らざるを得ません。
お客さまの快適と省コストを両立するスーパーマーケット
競争が激化する小売業界において、独自の事業戦略を展開し、現在愛知県下に34店舗のスーパーマーケットを運営している株式会社ドミーさま。
「お客さまの笑顔のために」を信条として、あらゆるサービスをお客さまの視点から発想しています。販売商品に関しては、独自ルートによる大量仕入れやメーカーとの直接取引などにより、高品質かつ低価格化を実現しています。また、食品加工・物流センターを拠点に、全店舗へ供給する生鮮食品を集中加工・管理することで、物流コストや各店舗での加工作業および作業スペースを削減。そのぶん売場面積を拡大し、お客さまが買い物をしやすくするなど、さまざまな取り組みを行っています。
株式会社ドミーさまがめざしているのは、地域のお客さまに信頼され、絶えず選ばれる店舗づくりです。店舗を運営するにあたっては、2つの課題があると店舗開発部長の石川さまは語ります。
「当社では、まずランニングコストの削減を重要視しています。そしてもう一つはCO2排出量の削減など環境問題への対応。この2つは常に取り組んで行かなければいけない課題です」。
より質の高いサービスを提供できるスーパーマーケットを目指して
日々の暮らしに欠かせないスーパーマーケットには、商品の品揃えを充実させ、質の高いサービスを提供することを含めて、お客さまが安心かつ快適に利用できる店舗づくりが求められています。
株式会社フィールコーポレーションさまは現在、愛知県下に51店舗のスーパーマーケットを運営しています。店舗運営方針として目指すのは、地域に密着し、地域の人から愛される店舗づくりです。そのために、地域に暮らすお客さまとのふれあいを何よりも大切にし、そこで得られた情報や感じたことをひとつひとつ店舗に反映させています。
フィールコーポレーションさまは、既存店のひとつ、名古屋市瑞穂区に店舗を構える堀田店を、平成20年11月13日に全面リニューアルオープンしました。
「堀田店はもともと平成7年にオープンした店舗ですが、店が入っていたビル自体は昭和40年代に建てられたものでした。設備なども老朽化していたので、リニューアルしてお客さまへよりよいサービスを提供していきたいと考えていました。また、堀田店は昔ながらの商店街の一角にありますから、商店街の活性化に少しでも貢献できればとの思いもありました」と店舗開発部・マネージャーの寺島さまは語ります。
さらに店長の若林さまは、従業員がいきいきと働ける作業環境にしたいという思いを持っていました。
「従業員が幸せでなければ、お客さまを幸せにすることはできません。ですから、従業員にとって働きやすい環境を整えることも大きなテーマでした」(若林さま)
地域の人にも従業員にも愛される店舗づくり。その実現に向けて、中部電力ミライズがお手伝いすることになりました。