電気暖房システム

潜熱蓄熱式

潜熱蓄熱は、床下の蓄熱材（硫酸ナトリウムなど）がヒーターによって融解するときに熱を蓄え、凝固するときに一定温度で放熱する仕組みです。さらに、潜熱蓄熱材は蓄熱能力が非常に高く、夜間の蓄熱で翌日は一日快適です。

顕熱蓄熱式

専用の蓄熱材を必要としないため工事費や設備費などのイニシャルコストを節約費などのイニシャルコストを節約でき、大型の建物でも経済的で、施工も簡単です。フロア面積の広い建物、天井の高い建物、人の出入りが多い建物など快適暖房が低コストで実現します。

潜熱＋顕熱蓄熱式

潜熱式と顕熱式を組み合わせた併用タイプ。たっぷりの熱量を蓄えられますから、広いスペースや天井の高いスペースなど、大規模な建物に最適です。

土壌蓄熱式

土壌蓄熱式床暖房システムは、建物の基礎部にある自然土壌を蓄熱材として利用します。割安な夜間の電力を利用して熱を蓄え、昼間に放熱して暖めるシステムです。イニシャルコストにすぐれ、環境負荷を抑えることができ、工場など大型の建物に適しています。又、メンテナンスもフリーのためランニングコストにもすぐれています。

ヒーター式

床下にヒーターを設置します。福祉施設、病院、文教施設、ホテル、一般オフィスなどにご利用いただけますが、特に特定の場所にだけ、部分的に設置する場合に適しています。

ヒーター式（OAフロア）

OAフロアでは不可能と言われていた床暖房を可能にした画期的システム。理想のオフィス暖房を実現しました。エアコンなどの暖房設備と組み合わせれば、快適空間が得られます。

ヒートポンプ式

床暖房に使う温水を、エアコンと兼用の室外機（ヒートポンプ）で効率よくつくるシステム。エアコンですばやく部屋を暖め、後は床暖房で心地よい温かさを維持します。ヒートポンプ式なので、低ランニングコストを実現します。